ジュジョール日本語ツアーをご紹介します:
観光客が少ない郊外に行く
会話も案内もすべて日本語
個性的なモダニズモ建築を見に行く
出発地:バルセロナ
市外観光:ジュジョール個人ツアー
ツアー・タイプ:ガイド付き半日観光
所要時間:3時間
みんなの評価: 3,6
ツアー番号:LLO003(ツアー一覧)
催行日:毎日(年末年始休業)
最少催行人数:1名様
子供:4歳まで:無料
集合場所:宿泊するホテル等
送迎:有り
集合時間:9時30分から可能
19世紀初頭までヨブレガット川沿いのエリアは、リンゴ畑とブドウ畑しかありませんでした。バルセロナからの電車路線が通じたのち(1854年)、バルセロナの大金持ちがバルセロナ郊外にひときわ目立つ別荘を建てはじめました。
バルセロナ穴場コース:サン・ジョアン・デスピへはバルセロナから郊外電車または路面電車で行きます。住んでいる人たちの生活ぶりなどを見ながら、落ち着いた町をぶらぶら歩き、2時間ぐらいかけてサン・ジョアン・デスピ中央にある教会、市役所、市場やジュジョール建築物を見て回ります。
19世紀中ごろからバルセロナが工場の多い街になったので、大金持ちは、お医者さんの推薦で田舎で夏休みを過ごし始めました。ジュジョールの叔母「ロメウ婦人」が、甥に田舎の別荘を頼みました。曲線とカラフルなタイルが多い建物は、ムダルニズマ様式です。トッラ・ダ・ラ・クレウ(十字の別荘という意味)のニックネームが、卵の家になりました!
現在、バルセロナ県庁がトッラ・ダ・ラ・クレウ館を持っています。バルセロナ外国語大学の教室が入っているので、内部見学が不可能です。
突然目の前にカン・ネグラが現れます。見学時間が以前より延びたので、内部見学が出来るでしょう。
ネグラ弁護士の婦人が、ロメウ婦人の知り合いでした。トッラ・ダ・ラ・クレウ館を見て回った後に、ネグラ弁護士の婦人はジュジョール建築家に持っていた別荘のリフォームを依頼しました。36歳のジュジョールは、古い農家を改装し、庭で「波のベンチ」を造り、曲線が多い正面をデザインし、シンデレラのカリッジの形をしているバルコニーを造りました。
濃いブルーの壁が天国に上る階段をイメージし、白いデコレイションが雲をイメージしています。
バロック様式のチャペルは、カン・ネグラの2階にあり、ライトは、リサイクルされた物で作られています。壁のデコレイションは(下から上まで)植物、天使と空をイメージしています。天井にある天使は、リサイクルされた人形です!
車があまり走行しない裏通りを抜けるとジュジョールの建築物が3軒並んでいる交差点に出ます。この交差点も見どころです。
Cal Rovira は、1926年に造られて、ジュジョールは、正面の絵をデザインしました。パドヴァのアントニオは、幼子のキリストを抱いて、ユリの花を持っています。壁にジュジョールのサインが見えます。
Torre Serra-Xaus は、1921年に造られ、四角が多い建物(キュービズム派の影響)です。窓の上にブルーのカモがきれいに描かれています。現在:プライベートのお家。
Torre Jujol は、1932年にデザインされ、ジュジョール自身のお家でした。入口にお祈りの「 Déu hi sia 」が書かれています。現在:プライベートのお家。
サン・ジョアン・デスピ中心地から少し離れている Cal Passani は、1932年に造られました。現在は、幼稚園なので、入場できません。
ジュジョールと一緒に仕事していたジュゼップ・ウリバーのアトリエもサン・ジョアン・デスピ中心地に位置しています。ジュジョールの影響が見られるドアがきれいです。
この「サン・ジョアン・デスピ、ジュジョール・ツアー」の所要時間は、約3時間です。
バルセロナ市内観光とセットしていただくと、単なる市内観光で終わらない充実した「一日コース」になります!
バルセロナ穴場、その他:サン・アンドレウ地区
関連ページ:ジュゼップ・マリア・ジュジョールがデザインした田舎の教会:モンフェリ教会
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