2017/10/04 14:27
昨日、カタルーニャでは、ゼネストを行ないました。
朝早い時間から夜遅い時間まで、カタルーニャ全州では、何も動きませんでした。
日曜日(10月1日)、カタルーニャ独立の為の住民投票が行われました。
どこの国で中央政府の命令で警察が投票箱を盗みますか??
それに、大勢のカタルーニャ人が、スペイン警察に攻撃され、900人位ケガしました!。。。
その為、昨日、バルセロナには、日曜日の暴力に反対している人(70万人!)が集まりました。国民(若者から年配の方まで)は、広場に座ったり、歌を歌ったり、カードで遊んだり、街を歩いたりしました。
バルセロナの観光地も、珍しくて、ストライキでした!サグラダファミリア、カタルーニャ美術館、現代美術館、タピアス美術館、ビック市の司教区美術館などは、休み。
映画館が休み。
コンサートやお芝居がキャンセルされた。
有名なレストランも、例えば、バルセロナ旧市街にある「4匹の猫」も、休み。
家族で経営している小さなお店も休みが非常に多かった。
カタルーニャの国道、高速道路は、58ヶ所が封鎖されて、車やトラックは、動けなかった。
カタルーニャの全ての大学には、先生や学生がいなかった。
カタルーニャ語のテレビ局やラジオは、ストライキで特別な番組が放送された。
病院も、ストライキ!一般の診察がなかった(緊急のみ大丈夫だった)。
バルセロナの地下鉄、市バスやカタルーニャ電鉄は、朝と夜のラッシュアワーのみに動きました(電車の本数が非常に少なかった)。その時間帯以外、電車が全くありませんでした。
バルセロナ、タラゴナ、ジローナ、レイダ、レウス、ビック、マタロ、グラノヤース等などでは、デモがたくさん行われました。バルセロナだけで、70万人が集まり、カタルーニャ広場、大学広場、グラシア大通り、パウ・クラリス通り、パセッジ・ダ・サン・ジョアン大通り、グラン・ビア大通り、ライエタナ大通り等が人でいっぱい!デモは、どこからどこまであるか、分からないほど、人が本当に多かったです。
「デモ」と言っても、暴力が全くありません。「デモ」よりも「アウトドーア・パーティー」を言った方が良い(笑)。
夜、スペイン国王「フェリペ6世」がテレビで講演して、10月1日(カタルーニャ住民投票日)にケガした891人のことについて何も言いませんでした(涙)。。。スペイン中央政府の暴力的な弾圧を応援しただけです。。。 とても悲しくなりました。
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「カタルーニャ観光」は、一切の責任を負いません。
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