バルセロナとカタルーニャ州では、一年中様々な面白いお祭りやイベントが開催されます。
バルセロナによくある定期的なイベント
バルセロナ、カタルーニャ地方で開催されるイベント、お祭り
関連ページ: お祭り・イベント、公式サイト
様々なイベントをご紹介します:
毎週日曜日 バルセロナ、カテドラル前
サルダーナは、カタルーニャ地方の伝統的な踊りで、ギリシャ人がカタルーニャに侵入した時(紀元前7世紀)からの習慣だと言われています。
毎週日曜日、11時15分にバルセロナのカテドラルの前で、皆さんサルダーナを踊っています。月に何回か土曜日の午後6時から同じカテドラルの前などでサルダーナ踊りが見れます。参加は自由です。
スケジュール、踊る場所、ステップのレッスンなど、詳しいことは:
https://portalsardanista.cat/
毎週 バルセロナ、モンジュイック
毎週日曜日 バルセロナ、レイアル広場
毎週日曜日の朝、旧市街のレイアル広場で古い切手、古いお札とコインの市場が開催されます。見るだけで楽しいです!
第1、第3金土日 バルセロナ、ピ広場
ピ広場のマーケットは毎月第1、第3 金、土、日曜日、11時〜14時、17時〜21時30分まで開催されます。ピ教会の前で田舎の農産物、手作りの食べ物が売られています。手作りのチーズ、ジャム、ケーキ、ハーブ、蜂蜜、チョコレート、パテなどを食べてみませんか?美味しくて、ヘルシーな食べ物をヨーロッパっぽい広場で楽しみましょう!
ピ教会でよくギターのコンサートも開催されます。ピ広場のマーケットに行く日に、コンサートがあれば、聞きたいですね!
月に数回 バルセロナ、旧市街
バルセロナのゴシック地区にあるピ教会とサン・ジャウマ教会では、月に何回かスパニッシュ・ギター、ギターのデゥオなどのコンサートが開かれます。詳しいこと(日付、時間、値段)は、下記のHPをご覧下さい。コンサートがある日には、教会の前には、午後からパンフレットを配る人がいます。値段(お一人様当たり)は、約 19 ユーロ。
毎週日曜日 バルセロナ、サン・ジャウマ広場
イベントがなかったら、毎週日曜日の朝(10時00分から13時00分まで)バルセロナの市役所の見学が出来ます。ガイド・ブックにあまり載せられていませんが、市役所の2階にある大部屋はとてもきれいです。日曜日の朝に、旧市街にいましたら、是非行ってみて下さい。
毎週土・日曜日 バルセロナ、ポートベイ
毎週、土曜日と日曜日に朝の10時から夜の20時まで、バルセロナのコロンブスの塔の近くにアンティークのマーケットが開きます。古い本、古い時計、古いコイン、小さな彫刻、古いカメラなどが売られています。とにかく、小さなオブジェーが多い。
マーケットはそんなに広くないですが、気に入るモノもあるかもしれません!
毎週 バルセロナ、グロリアス広場
アンティーク、(古いと新しい)家具、洋服、電気製品、古いレコード、バルセロナのノミの市は小さいですが、面白いモノがたくさん並べられています!ツーリストがあまり行きませんから、地元の人と一緒にお買い物が出来ます。
営業時間:月・水・金・土(9時00分から20時00分位まで)
※ スリが多いので、充分注意して下さい。
毎月 バルセロナ、スペイン広場
バルセロナの見本市会場で、毎月、様々なイベント(モーター・ショー、携帯電話、建築、ゲーム、カジュアルウェア、グルメ、ヨット等)が開催されます。全世界からプロがたくさん来ますので、商売するのに、とても重要なイベントです。
バルセロナの見本市会場のHP:
www.firabarcelona.com/
1月6日 バルセロナ
毎年、1月上旬にスペインでは「ロス・レイエス・マゴス」(東方の三賢人)のイベントが開催されます。カタルーニャ地方とバルセロナでも開催されますが、カタルーニャ語で「アルス・レイス・マグス」と言います。
カタルーニャ地方の内陸にあるイグアラダという町のイベントは特に面白いです。この町のイベントは1899年1月5日に始まり、昔は貧しい子供に食べ物と洋服をプレゼントすることが目的でした。
まず、12月28日(幼児虐殺の記念日)に「 Faruk 」というページボーイ(なだらかに内巻きにカールした女性の髪形の男の子)が2冊の本を持って、イグアラダに来ます。白い本にやさしい子供の名前を書き、黒い本に意地悪の子供の名前を書きます。
1月1日にイグアラダの子供達は Faruk に手紙を渡して、手紙は Faruk を通じて、東方の三賢人(メルキオール、バルタザールとカスパール)に届きます。
お祭りの日に、イグアラダの中心地は市民でいっぱいになって、皆は馬に乗っている東方の三賢人を歓迎します。
東方の三賢人は皆にカラメル・キャンディをたくさん投げます。明るい星が彼らに先行し、多くのページボーイは三賢人と一緒に来て、各家におもちゃを配ります。ある家では、ページボーイは長くて、カラフルな木の梯子を利用して、バルコニーまで上ります。これはイグアラダの特別な運び方です!子供はこの多くのプレゼントを持っているページボーイを大きな目で見て、感動しますから、面白いイベントです。
ちなみにカタルーニャを含めて、スペイン全国では、1月6日が祝日になり、学校、会社、銀行、デパート、お店などがお休みになります。
毎年、ファルセットはサン・アントニーの日を豪華に祝います。伝説によれば、このお祭りはスペイン継承戦争(18世紀初頭)またはフランス人戦争(19世紀初頭)に始まったらしいです。
土曜日の12時に教会の鐘が鳴って、爆竹もたくさん聞こえます。夕方にたくさんの市民、小さな馬車、大きな馬車、馬、ロバなどは協同組合のワイン貯蔵室の前に集まってから、音楽を弾いているバンドと鬼達の後について、教会の方に行きます。一番最後にサン・アントニーの槍旗が来ます。ミサが終わると、「ビスカ・サン・アントニー!」(サン・アントニー、万歳!)と同時に市民が叫びます。
日曜日の早い時間に馬、ロバなどは神父さんに祝福されます。その後、この地方で労働する地元の人たちは皆、一緒に田舎風の朝ごはんを食べます。子供、男性、女性達は皆、この地方の伝統的な洋服を着ています。男性は赤い帽子、白いシャツ、黒いズボンと腰に赤いベルトを着て、女性は手袋、ショール、伝統的な藁靴を身に付けます。
お祭りに参加する馬車は農民の馬車で、松の木の枝と紙の花で飾られていて、牛や馬が引っぱっています。
ミサの時に、教会の中で市民が踊ります。門で売っている小さなパンも祝福されます。あっという間に、パンは全部売られます!
町の若い人はサン・アントニー象を持っていて、行列はサン・グレゴリーという僧院まで歩きます。来年まで、サン・アントニー象はここに残ります。
アクセス: チャーターカー
バルセロナでも、1月17日頃に「サン・アントニー」祭りが開催されます。「 Els tres tombs 」とも呼ばれているお祭りです。以前、パレードが村、広場や教会を3回歩き回りました。カタルーニャ語では、「トレス・トンブス」が、「3周」という意味です。
1月17日は、カトリックの聖人、サン・アントニー(動物の守護聖人)の日です。その為、各町の神父さんが聖水で多くのペット(犬、ネコ、鳥、ハムスター等)を祝福します。
バルセロナでは、馬車と馬のパレードが見えます。サン・アントニー市場付近からスタートし、サンパウ通り、大学広場、ランブラス通り、コロンブスの塔まで行きます。馬車に座っている地元の人が、パレードを見る子供たちに飴ちゃんを投げます。
バルセロナ、シッチェス、ソルソナ、ビラノバ・イ・ラ・ジェルツル。ブラジルのリオに行かなくてもいいですよ!
カタルーニャ地方も賑やかになって、皆で遊びましょう!カタルーニャ地方のカーニバルでは何があるかな?
音楽、コンサート、パレード、美味しい料理、楽しい雰囲気などなど!
お見逃しなく!
http://culturapopular.bcn.cat/
2月はカーニバルの月。バルセロナ、シッチェス等で楽しいカーニバルが開催されますが、このページでは、田舎のカーニバルを紹介しましょう。
ソルソナはカタルーニャ内陸の小さな町で、お祭りの時は親しみのあるあたたかな雰囲気が町に広がり、笑顔の市民は時間を忘れて祭りを楽しみ遊びます。
ところで、ソルソナ人のニックネームをご存知?
「ロバを殺す人」と言います!
伝説によれば、昔教会の鐘楼の上に雑草が生えていました。市民達はそれを引き抜くことも出来ず、困っていました。ある人が「ロバに雑草を食べさせよう」というアイデアを思いつきました。そこでロバを連れて来てロバの首にロープを結び、鐘楼の上にロバを登らせました。するとロバは死んでしまいました...
ロバは雑草を食べたか?と気になるところですが、伝説は終わりまで伝えくれていないのです。
しかし、この伝説はソルソナに住んでいる人のニックネームの元になっただけではなく、カーニバルのテーマにもなりました。
カーニバルは最初のイベントとして、鐘楼の上まで実寸大のロバの縫いぐるみを登らせることから始まります。
ロバ、メス牛、オス牛、ミミズク、巨人などがソルソナのカーニバルのシンボルです。巨人はお祭りの音楽を聞いて、いつもいつも廻りながら踊ります!
土曜日から日曜日の夜はみ〜な中央広場で楽しく過ごします。朝になり、日が昇ると暖かいスープを飲んで、また巨人と一緒に踊ります。
ソルソナのカーニバル:
http://carnavalsolsona.com/
アクセス: チャーターカー
日付:2月6日頃 バルセロナ
2012年に始まった冬の祭りです。ポブラノウ地区(バルセロナ)では、多くの場所がきれいにライトアップされます。テクノロジー(3D、etc...)、ライトと電子音楽のローカルなフェスティバルです。
1ヶ所ではなく、ポブラノウ地区全土がアトラクションになります。リフォームされた工場、オフィスビルの庭、ガレージ、広場、空き地でのフェスティバルです。デザイン美術館やグロリアス広場に行くのをお忘れなく!
カフェ、テラス、売店、屋台、持ち帰る料理、トイレ:有り。
アクセス: 地下鉄 1号線( Glòries 駅)、4号線( Poblenou 駅)
日付:2月14日: カタルーニャ全土
2月14日は、バレンタイン・デーです。
バルセロナの守護聖人サンタ・エウラリアのお祭りです。
この祭りと秋におこなわれるメルセ祭りはバルセロナのメインイベントです。
バルセロナ市内の各地区ではイベントが開催されます。賑やかになりますよ!
パレード、展示会、無料コンサート、サルダーナ踊り、ヒガンテ(巨人)、騎馬、様々なショーなどなど...
いくつかの市立博物館も無料になります。
詳しいプログラムなどはバルセロナ観光局にお問い合わせ下さい。無料パンフレットも出版されています。
www-lameva.barcelona.cat/santaeulalia/
アクセス: 地下鉄 3号線( Liceu 駅)、4号線( Jaume I 駅)等
世界一の「モバイル・ワールド・コングレス」は、2006年からバルセロナで開催されます。4日間で世界の先端技術会社は、先進的で高度なセキュリティ技術、新しいスマートフォン、ハイテクノロジーのタブレットなどを紹介します。最初は、「モバイル・ワールド・コングレス」(英語:Mobile World Congress)は、バルセロナ市内にあるスペイン広場付近で開催されていましたが、参加する方がとても多くなったので、郊外の「ルスピタレット」に移されました。
2019年は、10万9千のプロが参加したので、記録を破りました。
3月3日 バルセロナ、グラシア地区
毎年(3月3日)バルセロナのグラシア地区では Sant Medir 祭りが開催されます。
伝説によれば、聖メディーは農民で、西暦303年ごろに、バルセロナとバリェスの間にあった道の側に住んでいました。
その頃、ローマ帝国はこの地方を統治しており、キリスト教徒を厳しく迫害していました。聖メディーは豆を植えるとすぐに収穫させる事が出来ました!
ある日、豆を植えていた時、ローマ人の軍人に逮捕されました。その何百年後、聖メディーが住んでいたところに、隠修道士の修道院が建てられました。1830年にグラシアのパン屋さんがこの修道院まで初めて巡礼をしました。
現在のお祭りはまずコルセロラ山(バルセロナの背景にある)で朝にミサがあり、その後、グラシア地区とサリア地区の協会はパレードをします。
お祭りパレードはグラシア地区の Gran de Gracia 通りであります。たくさんの馬車が参加し、馬に乗っている人や参加している人達はパレードをしながら、カラメルを観客に投げるのです。さっと飛んでいって、観客は大きな袋でカラメルを集めるのです。
馬車のパレードが見たい?カラメルをゲットしたいって?
どちらも楽しみ!
毎年3月上旬にバルセロナのマラソンが開催されます。1980年から開催され、イベリア半島で最も長い歴史を誇るマラソン大会です。ランナー達は、42195メートルを走り、バルセロナのランドマーク(サグラダファミリア、グラシア通り、凱旋門など)の前を通ります。2016年に記録を破りました:2万220人が参加しました。2019年にアレム・ベケレ氏(エチオピア生まれ)は、2時間06分04秒で街を一周し、スペイン広場に戻りました!
毎年、復活祭(イースター祭り)の日付が違います:2024年4月1日、2025年4月21日、2026年4月6日。
春はキリスト教のお祭りが本当に多いです。最後に一番重要な祭り、「セマナ・サンタ(聖週間)」を紹介しましょう。
カタルーニャ地方の市町村で、セマナ・サンタの宗教的な行列、ミサなどが行われます。多くの市町村にわたるので、全ての地域の祭りを書くことが出来ません。バルセロナから一番行きやすいところをいくつか紹介しましょう。
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1− サグラダファミリアでは、3Dマッピングが楽しめます。
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2− ジローナのセマナ・サンタ: 聖木曜日:
この日は聖木曜日(復活祭(イースター)に先立つ木曜日)にあたります。
ヨーロッパでは中世に何回もペストが流行しましたので、ジローナの聖木曜日には死と関係あるショーとダンスが多いです。
夜の10時に「死のダンス」が始まり、サン・リュック教会からそれは出発し、ジローナ旧市街を回るのです。ティンパニの音が聞こえてきます。
アクセス: レンフェ(スペイン国有鉄道)、Girona 駅
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3− タラゴナのセマナ・サンタ: 聖金曜日:
市民の信仰を表現したお祭りです。タラゴナの Sant Enterrament 行列は1550年に始まったようです。信仰、習慣、音楽、服装・・・
きれいなお御輿 (キリスト像、聖母マリア像)、全部で 18の同業団体、信心会、3000人以上の市民が参加します。
行列は Natzaret 教会から始まり、街を回り、また同じ教会に戻ってきます。
アクセス: レンフェ(スペイン国有鉄道)、Tarragona 駅
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4− マンレサのセマナ・サンタ: 聖金曜日:
バルセロナからもう少し近い街マンレサ。そこでももちろんミサ、宗教的な行列などが開催されます。カタルーニャ地方中央部にあり、一番大きなイベントで、参加者も見学人も多いです。この街の各協会、各同業団体、信心会などはキリスト像を持って、通りをねり歩きます。行列は Santa Maria de la Seu 大聖堂から始まります。たくさんの信者(善男善女)がキリスト像の後をついて歩きます。
アクセス: バルセロナ近郊電車 R4号線( Manresa 駅)
日付:4月23日 カタルーニャ全国
聖ジョルディーは西暦303年4月23日に死んだそうです。彼は古代に美人の乙姫を食べようとしていた竜を殺して、竜の血が落ちたところに赤いバラが咲いたという伝説はよく知られています。
カタルーニャ州政府庁を訪問する時に、竜を殺している聖ジョルディーのタペストリーを見ることが出来ます。聖ジョルディーはカタルーニャの守護聖人ですから、バルセロナの建物に銅像がたくさんあります。
ところで、サンジョルディーは英語で言ったら「セントジョージ、Saint George」になって、イギリスの守護聖人でもあります。ですから、イギリスの旗にもバルセロナ市の紋章にも聖ジョルディーのシンボル、一言で言えば赤い十字があります。
そして、4月23日はドン・キホーテを書いたミゲル・デ・セルバンテスの記念日もあります。セルバンテスはマドリッドで1616年4月23日になくなって、4月23日はカタルーニャの読書の日になりました。
2つの記念日が重なった23日、カタルーニャでは様々なイベントがあります。バルセロナのランブラス通り、カタルーニャ大通り、グラシア大通りなどに古本と新しい本がテントで売られていますし、作家が自分の本をサインしています。4月23日にカタルーニャでは女性は男性に本をあげて、男性は女性にバラをプレゼントします。
日付:5月11日 バルセロナ
毎年5月11日にバルセロナ旧市街で薬用植物とハーブ(タイム、ローズマリー、カモミール・・・)の市場が開催されます。中世の時代から現在まで、旧サンタ・クレウ病院の近く(Hospital 通り)で開催されます。ハチミツ、チーズ、砂糖漬けのフルーツ、ジャム、カッテージチーズも売られています。
「聖体祭」は、三位一体の主日の後の木曜日に祝われます。最も早い場合、木曜日の祝日は、5月21日、最も遅い場合、6月24日にあたります。バルセロナでは、このお祭りは、「 Corpus Cristi 」と呼ばれています。
1637年にある人がバルセロナ旧市街にあるカテドラルの中庭回廊をお花で飾りました。その時から、毎年 L'Ou com Balla というイベントも合わせて開催されます。カタラン語で「ou」 は卵、「 balla 」は踊る、です。
じゃ、この卵はどこで踊るのでしょう?...なんと噴水の上で踊りますよ!
3日間、次の場所で「 L'Ou com Balla 」を楽しむことが出来ます:
⇒ バルセロナのカテドラル(中庭回廊)、
⇒ サンタ・アンナ教会、
⇒ フレデリック・マレース美術館、
⇒ 副司教館(中庭)、
⇒ アテネウ・バルセロネス、
⇒ ペドラルベス修道院(中庭回廊)、
⇒ などなど。。。
カタルーニャにいらっしゃる方は、是非、「踊る卵」を見に行ってください!珍しくて、オススメのイベントです!
アクセス: 地下鉄 3号線( Liceu 駅)、4号線( Jaume I 駅)
移動祝日ですが、上記の「踊る卵」祭りと同じ日に開催されます。ラ・パトゥム祭りは、バルセロナの北105キロにあるベルガ市(人口:1万6千人、標高:700㍍)で開催されます。夜、お祭りが始まる前に市役所の前のサン・ペラ広場にある街灯を全部消します。真っ暗になってから、巨人人形、カップグロス(頭の大きい人形)と市民が踊り、口から火を吐くドラゴンやミニ花火が楽しめます。一斉に焚かれる爆竹がたくさん聞こえます。
2005年からユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。大人気のイベントです。
アクセス: チャーターカー
5月中旬 ジローナ
バルセロナから高速列車、約40分で行けるジローナ。1954年に始めて開催された祭りですが、数年前からとても有名になりました。ジローナ旧市街の細い通り、中庭、広場や階段が数えられないほどの花で飾られています。歴史、町並み、自然と花が楽しめる花まつりです。古い町並みやお花が好きな方におすすめ!
ジローナ祭り (ビデオ)
アクセス: レンフェ(スペイン国有鉄道)、Girona 駅
5月中旬 バルセロナ
バルセロナのバラ園はディアゴナル大通り(カンプノウ・スタジアム付近)に位置しています。お天気によりコンテストが開催される日が多少に違いますが、5月上旬~中旬に行ったら、静かなセルバンテス公園で多くのバラを見ることが出来ます。おすすめのバラ園です。
タラゴナで5月に「Tarraco Viva 祭り」が開催されます。ローマ帝国下はどんな生活だったでしょう?ローマ人はどんな食べ物を食べていたのでしょう?ローマ軍の武器、戦略、戦闘隊はどうだったのでしょう?
この Tarraco Viva 祭りにはその答えが全てあります!この祭りの間に開催される展示や集いなどを通して2000年前(つまり80世代)の文化、料理などが良くわかります。
この11日間にレストラン、遺跡、そして各広場、通り、博物館などで、ローマ帝国の繁栄を感じることが出来ます。音楽、料理、劇場、遊戯活動、教育的、科学的なショーなど、本当に楽しいお祭りです。た〜くさんのイベントが開催されるので、ここに全部書けません...
古代ローマに興味がある方、お祭りが好きなツーリスト、み〜んな2000年前のイベリア半島の首都でお会いましょう!
Tarrago Viva の詳しいプログラマ:
www.tarracoviva.com/
アクセス: レンフェ(スペイン国有鉄道)、Tarragona 駅
6月21日 バルセロナ
6月21日(夏至)は「音楽のお祭り」です。バルセロナ交響楽団(O.B.C.)はバルセロネタのサン・セバスチャン・ビーチでクラシック音楽のコンサートをしてくれます。涼しくなってから(地中海からのそよ風がいい気持ち!)コンサートが始まります:カルメン(ビゼー)、ハンガリー舞曲(ブラームス)、新世界より(ドヴォルザーク)、くるみ割り人形(チャイコフスキー)などが聴こえます。ビーチタオルをお忘れなく!
6月24日 カタルーニャ全国
6月24日は聖ジョアン祭です。南ヨーロッパの国々でよく催されるお祭りですが、カタルーニャ地方は特に賑やかです。24日は春から夏に替わる日(夏至)で、聖ジョアン祭のテーマは”火を使うこと”です。田舎ではお祭りの1ヶ月前から、人々は森や林で枯れ木を拾い集めます。23日の夜は街の中央広場で、ものすごく大きなたき火をします。
そして、爆竹が鳴らされ、皆サルダーナを踊ります。カバ(カタルーニャのスパークリング・ワイン)を飲んで、コカ(砂糖漬けの果物がのっているパン)を食べて歌って、深夜まで楽しく過ごします。そして、田舎では24日の夜に薬用ハーブを山に取りに行き、大きなブーケにして、家にかけます。このブーケは家を守ってくれるお守りだそうです。クマツヅラは特に聖なる植物と言われています。
6月23日から25日まで、南カタルーニャの Valls 市で、様々なイベントが催されます。無料コンサート、巨人のパレード、騎馬戦、サルダーナ踊り、ダンス・パーティー、大きなたき火など。この地方の聖ジョアン祭りは特にきれいと言われています。ぜひ現地の人達と一緒に夏の到来を大いにお祝いましょう!
その日、バルセロナにいましたら、グラシア地区に向かって下さい。この地区の聖ジョアン祭りは特にきれいです。パレード、大きなたき火、花火などで夏の初めを祝います。
http://culturapopular.bcn.cat/
6月~7月 バルセロナ
ローカルなアーティストだけではなく、ヨーロッパや米国からの有名な歌手(カーラ・ブルーニ、ナイル・ロジャース、アラン・パーソンズ、ジルベルト・ジル、ジョス・ストーン等)と音楽グループ(イル・ディーヴォ、ザ・ビーチ・ボーイズ等)が舞台に登場します。
ペドラルベス宮殿の庭で開催されるフェスティバルで、居心地の良い場所です!
https://festivalpedralbes.com/
カタルーニャ地方の南にある Tortosa(トルトサ)には2004年7月22日から25日まで、大きなイベントが開催されます。4日間のお祭りで、ルネサンスの洋服を着ている3000人の市民、60のショーで演技している500人の俳優たちで、旧市街は賑やかになって、ルネサンス時代に戻ります。
16世紀にバルセロナは不景気でしたが、トルトサは宗教、政治、芸術と経済の面で栄えていました。その上、カール五世は1542年にこの街を訪れて、1年後に彼の息子(フェリーペ二世)も寄ってくれました。
バルセロナにはルネサンス様式の建物があまり建てられませんでした。にもかかわらず、トルトサにはたくさん建設されました。この豊かな時代を忘れないように、毎年トルトサでルネサンス祭りが開催されます。
中世の旗や壁掛けで各家、各広場を飾って、窓とバルコニーに16世紀の軍旗をかけて、パームツリーの葉っぱとイグサの茎などで門や正面を装飾します。年齢や社会環境を問わず、伝統的な洋服を着ているトルトサ人はみんな道に出て、街全体が歳月の流れを450年ほど遡ります。
/// プログラム ///
木曜日:16世紀の復活です:市民はトルトサの公認旗を持って、道を歩きます。市民の行列はプメウ門から街に入ります。
金曜日:見物人は色彩に富んだ市場で様々な農産物と生産物を買います。
そして、街全体の台所から16世紀によく使われた香りが旧市街をかぐわしくします。
土曜日:楽しい光景のフェスタは本格的に始ります。様々なイベント、馬芸のゲーム、中世の騎馬槍試合が開催されます。夕暮れから、旧市街のいたるところに配置されている松明に火をつけて、旧市街は隅々まで16世紀の魔法にかかったような雰囲気で溢れます。少しの空想力で、本当に中世ヨーロッパにいるようです。夜のダンスパーティーは必見です。
日曜日:儀式と儀礼の日。トルトサは自分の旗に敬意を表します。16世紀の儀式をそのまま守って、稀にみる盛大さで行われます。市会議員、貴族、同業者信心会、そして、市民は旧市街の狭くて曲がりくねった通りを几帳面に歩きます。最後にルメウの門を閉めます。
festadelrenaixement.org/ (カタラン語)
festadelrenaixement.org/
お祭りの写真:(小さな写真をクリックすると大きくなります)
アクセス: レンフェ(スペイン国有鉄道)、Tortosa 駅
Sant Feliu de Guixols はコスタ・ブラバ地中海岸の町で、7月、8月はヨーロッパ人の夏休みでとても賑やかになります。普通は皆、ビーチで1日中日光浴したり、パラソルの下で本を読んだり、海水浴したりします。
夜はレストラン、喫茶店、氷菓子屋、ディスコテカなどに行って、楽しい時間を過ごします。私の知り合いの中に1ヶ月の夏休みの時、こういうバカンスを過ごす人もいます。
(日本人は同じところに1ヶ月滞在するのに、少し抵抗があるんじゃないでしょうか?)
では、Sant Feliu de Guixols で毎年7月16日に Virgen del carmen 祭りが開催されます。サン・フェリウ・ダ・ギショルスだけではなく、カタルーニャの海がある街で行って、船員や漁師のお祭りです。祭りのもとは1251年7月16日に聖 Carmen が San Simon Stock にマントをあげました。そして、18世紀に商船団を経営していたマヨルカ島の Antonio Barcelo Pont de la Terra (1716-1797)はこの祭りを船員たちにお祝いさせました。その時から、海の人々はこの祭りを祝っています。
Virgen del carmen は海に出ている漁師を守っています。
☆ 金曜日:
19時30:修道院までのガイド付きの散歩、
22時15:海岸通りにて、サルダーナ踊り(カタランの伝統的な踊り)、
22時30:市立劇場にて、"Yo Claudio" スペイン語のお芝居。
☆ 土曜日:
12時00:港にて、聖カルメンの宗教の行列、
17時00:山までのガイド付きのハイキング、
19時00: Av. Juli Garreta, 27 にて M. Genestar の絵画展のオープニング・パーティー、
22時00: Sant Feliu de Guixols のビーチにて、漁師の伝統的な歌、
22時30: Abadia 広場にて、AL DI MEOLA Y MANUEL BARRUECO のコンサート。
☆ 日曜日:
1日中:海岸通りにて、職人の手作りマーケット、
22時00: Mercat 広場にて、漁師の伝統的な歌のコンサート。
アクセス: チャーターカー
ピレネー山脈の近くにあるバガ( Baga )という街は中世の建物や城壁でよく知られています。7月第3週にも中世の祭りが開催されます。パレード、昔の洋服、音楽、職業の手作業、料理などに素晴らしい環境で触れることが出来ます。
きれいな街並みで12世紀の伝説をお芝居で見ることも出来ます。
土曜日:中世の音楽を聞きながら、夕食をとる事が出来ます。バガの古い建物の中庭で中世のレシピをそのまま使って、夕食を味わうことが出来ます。ただし、参加するのに中世の服を着なければなりません!
日曜日:中世の市場があって、見るだけで楽しいでしょう。バガでいい時間を送りましょう!
アクセス: チャーターカー
7月31日と8月1日に南カタルーニャの Valls でお祭りが開催されます。
Firagostという祭りは毎年8月上旬に開催される大きなイベントです。丁度この頃は1年で重要な収穫時期(夏と秋)の間にあたります。南カタルーニャの人達はこの伝統的な祭りを心から支援しています。
また訪れる者にとってもアルト・カンプ地方の農産物マーケットは必見です!菜園からの野菜、果樹園からは果物、ブドウ畑からブドウ、酒蔵のワイン、周りの低い山々からの花とハーブ、それらは屋台にきれいにデコレートされて出品されます。
みんなが楽しみにしているのはハシバミ(Vallsの伝統的なドライ・フルーツ)のレース。参加者は重さ58キロのハシバミの袋を肩に担ぎ、1.5キロを走ります!
もちろん、このお祭りにも騎馬戦があり他にコンサート、サルダーナ、劇も開催されます。農業機械、大型家畜のショーも有り、馬のパレード、ゲームやコンクールも楽しみのひとつです。
アクセス: チャーターカー
グラシア地区は以前独立した小さな町でしたが、1897年にバルセロナと合併しました。ここはバルセロナの中でも、一番カタランっぽい地区だと言われています。このグラシア地区のお祭りが8月12日から19日まで開催されます。
この祭りはグラシア地区に住んでいる人達の努力の賜物といえます。毎年テーマがあり、人々はそれにそって案を練り、よりきれいなデコレーションを創作します。お祭りの準備にたくさんの時間をかけ、人々はお互い意見を出し合って、もっと素晴らしく見えるように、毎年工夫を凝らします。夏の暑さもかまわず熱心に梯子に登り、デコレーションを設置し、自分達の家の前の道を飾ります。一番きれいなデコレーションをほどこされた道には賞が与えられます。
一週間、コンサート、パレード、出店、ディスコテークなどが楽しめます。12日から19日までの間、バルセロナに滞在される方は、是非グラシア地区に遊びに行ってみて下さい!
毎年、8月にピレネー山脈にある Coll de Nargo 村で面白い祭りが開催されます。高い山、清澄な川、居心地よい森、Coll de Nargo の地方は人を引きつける地方です。
昔は Segre 川は重要な幹線道路で、ピレネー山脈で切られた木はこの川で平野まで運ばれていました。産物も流行もこの川で行ったり、来たりしていました。
カタルーニャのこの川の側に住んでいる国民は Segre 川は彼らの生存手段で、この川が自慢でした。川の仲良く暮らしていた思い出を思い出すのに、Coll de Nargo の人たちは数年前からこの祭りを心から応援しています。
今年は Segre 川に感謝する祭りは8月13日に当ります。
Coll de Nargo の主な活動は筏(いかだ)で川を下る事でした。お祭りの日に、この古い仕事の全てのプロセスが見えます:最初にハシバミの木の枝で切った木の幹をくくりつけて、筏を作ります。次は、舵(かじ)を置きます。
そして、筏を操作する人はどんな服を着ていましたか、彼らの道具は何でしたかなどがこの日に見学出来ます。この祭りは屋外の生きている博物館だと言えるでしょう。
午後5時から、川下りが始ります。この伝統的な仕事を守っている村民が筏に乗って、上手に筏を操作するのによく頑張っています。
渡河は危険で簡単ではありません。岩がたくさんあって、川のお水は足りないこともあります。筏の操作する人は巧みな人で、この川を自分の庭のように知り尽くしています。
夕暮れから、夜でも川を下ります。たくさんの焚火を作って、音楽が流れていて、見るのは本当に華々しくて、胸を締め付けられます。この場面を見ると、 この男たちがピレネー山脈の木材を谷まで苦労して運んでいた時代に遡ることでしょう。
Coll de Nargo のフレンドリーな村民はこの古い伝統を今年も見せてくれます。ツーリストも彼らも1日を楽しく過ごします。
アクセス: チャーターカー
日付:9月11日 バルセロナ
「ラ・ディアダ・ナシオナル・ダ・カタルーニャ」はカタルーニャ州の祝日のことです。1700年から1714年まで、スペイン継承戦争がおこり、1714年9月11日にブルボン朝のスペイン王フェリペ5世の軍隊によりバルセロナは侵略されました。その結果、残虐な鎮圧が王によって行なわれ、カタロニア語でさえ禁止されてしまいました。
自国の敗戦に基づく祝日のある国は少ないかもしれませんが、敗戦した日を祝日にすることで「私達はこのような敗戦から少しずつ新しい国を建ててきました」という自負のメッセージではないでしょうか?
関連ページ: カタルーニャ歴史
朝、バルセロナ、 Urquinaona(ウルキナオナ)広場にある Rafael Casanova の記念碑の前に花束が置かれます。このラファエール・カザノバは1714年、バルセロナが占領された時、議会議員長でした。
午後、サンタ・マリア・ダル・マル教会の側にある広場 Fossar de les Moreres に市民は集合します。La Senyera 、カタルーニャの旗を持って、バンドは Els Segadors(カタルーニャの国歌)を演奏します。
9月11日と12日、シウタデラ公園にあるカタルーニャ州の国会はオープン・ハウスになります(無料)。
日付:9月11日 リバスダフレサー(カタルーニャ北部)
今年の9月にピレネー山脈の Ribes de Freser で蜂蜜の祭りが開催されます。
ユーカリの蜂蜜、様々な花の蜂蜜、オレンジの蜂蜜、カシワの蜂蜜、ひまわりの蜂蜜、栗の蜂蜜、ロイヤルゼリー、蜂蜜のワインなどが売られています。この2日間に Ribes de Freser 全体は羽目をはずして遊んでいます。蜂も嬉しく飛んでいます。夏が終わると、地方の人々は蜂蜜のよい収穫をお披露目します。ミツバチの巣箱から蜂蜜までのプロセスも全部見えます。誰でも参加できるイベントが有り、蝋(ろう)、蝋燭などが作られます。
市場に蜂蜜だけではなく、この地方の香料入りのソーセージや美味しいチーズも買えます。
アクセス: バルセロナ近郊電車 R3号線( Ribes de Freser 駅)
1321年から続いているお祭り。その年に聖テクラの腕がタラゴナ市に運ばれたらしいです。タラゴナ旧市街では、パレード、ダンス、音楽、花火があります。是非見たいお祭りです。
アクセス: レンフェ(スペイン国有鉄道)、Tarragona 駅
日付:9月22日~24日 バルセロナ
9月にバルセロナの一番有名な祭りが開催されます。バルセロナでは、9月24日のみ祭日になりますが、数日間パレード、花火、様々なコンサート(ポップ・ミュージック)、3Dマッピング、展示会、棒の踊り、鐘のコンサート、ダンス、スポーツ・イベント(シティー・レース)、トラブカイラ(鉄砲打ち)等などが有り、街全体が普通よりもっと賑やかになります。
21日、22日と23日、夜22時から:バルセロネータ・ビーチにて花火が上がります、
23日と24日:旧市街の広場( サン・ジャウマ Sant Jaume 広場、マルセ Merce 広場、カテドラルの前の広場)で巨人人形のパレード、サルダーナ踊り、人間の塔など...
22日、23日と24日:様々な市立美術館は無料、
24日、10時30:メルセ教会でミサ、
24日、22時00:スペイン広場で花火と音楽演奏の合体したコンサート、
様々な広場(カタルーニャ広場、王の広場、フスタ海岸、ランブラス通り、など)で無料コンサートとダンスパーティーも開催されます。
詳しいプログラムなどはバルセロナ観光局にお問い合わせ下さい。無料パンフレットも出版されています。
バルセロナ、メルセ祭り、写真集
https://www.barcelona.cat/lamerce/
アクセス: 地下鉄 3号線( Liceu 駅)、4号線( Jaume I 駅)等
エブロ川の三角州はカタルーニャの最も南のところにあります。エブロ川はスペインの一番長い川(910キロ)で、カタルーニャ南部で地中海と出会います。
因みに、エブロはラテン語で「イベルス」と呼ばれ、イベリア半島(スペインとポルトガル)はこの川から名づけられました。
エブロ川の三角州は1983年に自然保護区になり、現在7736ヘクタールの内、4分の3はお米の田んぼ、野菜栽培と果樹園として使われています。
昔の農民は刈り入れの時期が一年間の一番つらい時でした。早なりの米の場合は刈り入れの始まりは8月でした。
刈り入れの終わりは... お天気、困難さと刈り入れ人の数によって異なっていました。
刈り入れる時は地中海岸から多くの人々が来てくれて、セビリャからも大勢の労働者も来ていました。
エブロ川の三角州のいたるところで、労働者が並んでいました。行列、行列、信じられないほどどこでも行列が出来ていました。各家、各納屋、各屋根があるところは刈り入れをしに着ていた人々でいっぱいでした。お米を刈り入れるのは大変苦労な仕事でした。
夏が終わると、お米を刈り入れて、同時にお祭りも開催されます。開催ところは Deltebre です。
お祭りのプログラム:
11時00:刈り入れ人の集まり、
12時00:昔の刈り入れ風景。
午前中:小船の操作の練習、昔の道具の展示、
陶芸や茎で作る船のアトリエ、様々なゲームも有り。
アクセス: チャーターカー
カタルーニャの田舎にあるカルドナ市の旧市街でマッシュルームの市場が開催されます。
無料テスティングもあります!マッシュルームだけではなく、桃、この地方のソーセージ、チーズ、蜂蜜、ケーキ、豚肉も売られています。
田舎の雰囲気が見たい方は是非行ってみて下さい。
アクセス: チャーターカー
チーズの市場が開催され、カタルーニャ地方、アラゴン地方、バスク地方、ナバラ地方とフランス生産の100種類以上のチーズが売られています。因みに、上記の地方からなっているピレネー山脈では今でも250人以上の職人がチーズを造っています。
職人の市場はセウ・デュルヘルの歴史が長いカノンジャス(Canonges) 通りでおこないます。素晴らしい環境で地方のソーセージ、蜂蜜、ジャム、パテとハーブの屋台、そして、干し花の飾り、セラミック、ガラスなどの屋台もあります。
この日、演奏グループはスペインとフランスからコンサートを開きに来てくれます。ピレネー山脈の伝統的な音楽を守っているこれらのグループを応援しましょう。
アクセス: チャーターカー
毎年、バルベンスではりんごの祭りが開催されます。
市場、コンサート、サルダーナ、様々なイベントがあります。
お祭りのお陰でこの静かな村は賑やかになりますよ!
アクセス: チャーターカー
この地方の最初のセラミックは6000年前に作られたらしいです。当時、セラミックの出現は日常生活に大きな影響を及ぼしました。食器などだけではなく、芸術の面でも盛んに使用されました。
サバデル(Sabadell)のセラミック祭りでは昔のセラミックから現代的なデザインに至るまで、色んなスタイルの作品を見ることが出来ます。
Dr. Robert 広場では子供向けのアトリエ、薪で焼くセラミックなど、皆さんが楽しめるように様々なイベントもあります。
街の中心地にあるお店で、セラミックの展示会も開催されます。
お店のアトリエでも見学が出来ます。
アクセス: カタルーニャ電鉄(S2線)
日付:10月12日: スペイン
10月12日は、コロンブスの日 です。
カタルーニャの田舎では数世紀前からブランデーが作られています。ある時代に、農家はブランデーを造って、それをアメリカへ輸出し、無視できない収入を得ていました。
プラット・ダ・カンタ村でブランデーの製造業所が復活されました。この村に住んでいるお年よりは「ここでこの地方の一番美味しいブランデーを造っていた」と言います。数家族は自分の家にあった蒸留器でブランデーを蒸留していたらしいです。
現在、この祭りは若い人々に昔の造り方を伝えます。村の家の入口で蒸留器などは置いてあり、村全体は特徴的な匂いがします。
このお祭りの時、復活された製造業所と田舎風のパンを焼くオーブンも見ることが出来ます。ブランデーやパン、ケーキのすべてのプロセスが見えますので、いい経験になります。ブランデー、パンとケーキを味わってみて下さい。
後悔はしないでしょう。
この週末には、ヒガンテ(巨人)のパレード、サルダーナ踊り、コンサートも楽しめます。
アクセス: チャーターカー
秋と冬の果物と言えば:栗!ビラドラウで栗の市場が開催されます。
栗、焼いた栗、
焼き栗屋、栗の売り場、
栗についての会議、
ビラドラウの伝統的な料理、
フォト・コンテスト、
ハイキング、
専門ガイドと栗林を散歩等など... お楽しみに!
アクセス: チャーターカー
ピレネー山脈に囲まれているアル・ポン・ダ・スアルトの旧市街では農村と山を中心にした祭りが開催されます。
ラ・ジレリャ(La Girella)は唯一の羊の肉で作られているソーセージです。
美味しいジレリャを作るのに時間がかかるらしいです。
15世紀から山風の料理で、以前特別な時にしか食べませんでした。
お祭りの時、ジレリャの作り方が見れますし、味わうことも出来ます。
アクセス: チャーターカー
モニストロル・デ・モンセラットで、蜂蜜とチーズの市場が開催されます。
そして、土曜日と日曜日にはコンサート、パレード、踊りなどもあります。
モンセラット修道院の帰りで、モニストロルに寄りませんか?
アクセス: カタルーニャ電鉄 R5号線( Monistrol de Montserrat 駅)
日付:11月1日: カタルーニャ全土
11月1日は、トッツ・サンツ祭りです。
Vilanova de Meia の一番有名な祭りは以前、聖マルティーの名前で知られていましたが、現在ヤマウズラ祭りと呼ばれています。
昔、夏にこの地方に住んでいた農家は種をまいた畑に近づいたヤマウズラを捕まえていました。
そして、ある女性はこのヤマウズラを鶏のように飼っていました。
聖マルティーの前の日にこの地方の人々はビラノバの方に向かって、檻にヤマウズラを入れて、持っていきました。
マヨルカ島、アラゴン地方やナバラ地方から来ていたほとんどの買手が狩人でした。
お祭りの時、ビラノバを訪問する人はとても多かったので、村の各家に泊まらせていました。
豚、アーモンドとクルミの売手もたくさんいたらしいです。
以前も、今も、評判が一番高い鳥は赤いヤマウズラです。高い値段で売られています。
今年のヤマウズラ祭りのプログラム:
朝はヤマウズラと様々な鳥の市場、犬の品評会、弓を射ることのショー、伝統的な音楽のコンサート、職人的な食品(チーズ、ソーセージ、蜂蜜)の市場。
アクセス: チャーターカー
12月3日から23日まで、バルセロナのカテドラルの周りにサンタ・リュシア祭りが開催されます。月曜日から日曜日まで、
朝の10時から夜の22時まで、毎日おこなわれます。
「この市場にはないモノはない!何でもある!」と言われています。
クリスマスのころ教会やクリスマスツリーの下に飾られるキリスト誕生の馬小屋の模型もたくさん売られています:土で作られている人形(聖家族、東方の三博士、動物など)。
この市場で、馬小屋を作る材料は全部そろえることが出来ます。
それにモミの木、クリスマスツリーの飾り、電球、色様々なキャンドルも売られています。とてもきれいな市場だと思います。
そして、12月13日にカテドラルの聖リュシアの小聖堂に行く信者は多いです。
12月に Vilafranca del Penedes で雄鶏の祭りが開催されます。
昔も今もカタルーニャではクリスマスの食事は一年の一番重要な食事です。雄鶏を食べる習慣は貴族から下層階級、街の各家庭、田舎の農家まで広がっています。クリスマスに皆は雄鶏を食べます。
ビラフランカ・デル・ペネデスの祭りで雄鶏だけではなく、ニワトリ、かも、はと、鵞鳥なども売られています。
言うまでもなく、この祭りで目立つ家禽はエレガントなペネデス雄鶏です!
そして、この鳥の仲間ペネデス雌鳥とお肉が味わい深いペネデス・かもも忘れてはいけません。
土曜日と日曜日の市場には無料な屠殺場と羽をむしるところもありますし、ペネデスの雄鶏のコンクールも開催されます。
まだビラフランカ・デル・ペネデスを知らない人はこの祭りに是非参加してみてはどうでしょうか?
アクセス: バルセロナ近郊電車 R4号線( Vilafranca del Penedes 駅)
関連ページ: ワイナリー・ツアー
12月30日に田舎のセンテリャス( Centelles )で大きな祭りが開催されます:松の木の祭り。
この祭りは冬至をさかいに、日が長くなることや土地の肥沃と関係あると言われています。
聖エステベの日に Centelles の村民は森に行って、大きな葉むらの松の木を選んで、印をつけます。
そして、村民は聖パロマを今や遅しと待っています。その日、ミサが終わったら村民は森に行って、印をつかられた松の木の近くで野外での食事(ピクニック)をします。その後、斧で松の木を切りたおします。
切った木は2頭の牛に引かれる牛車で村まで運ばれていきます。
教会の前の広場で松の木を降ろします。昔のしきたりに従って、村民は踊ります。
踊りが終わったら、木を教会に入れます。木を上下逆さまにして、祭壇の上にかけます。紙袋とりんごで飾ります。
レイエスの日まで、そのまま飾られています。その日、天井から離れて、枝とりんごはお守りになります。
必見な素朴な祭りです!
アクセス: チャーターカー
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